Please note that JavaScript and style sheet are used in this website,
Due to unadaptability of the style sheet with the browser used in your computer, pages may not look as original.
Even in such a case, however, the contents can be used safely.
2014-7-21
NECは、埼玉県立がんセンター(所在地:埼玉県北足立郡、病院長:田中 洋一)の新病院に、各種システムの統合利用を実現する最新のICTシステムを納入しました。
舊病院から約400mの距離に新設され、503床へ増床した新病院では、全館を無線LANに対応させた高速で大容量通信が可能な統合ネットワークを構築し、電子カルテ?IP內線?ナースコール?看護支援?患者呼出などの病院內の各種システムの統合利用が可能になりました。スマートフォンを活用した病院スタッフ間の円滑なコミュニケーションや業務の効率化を図り、NECが新規開発した「患者呼出システム」により、外來患者に対する受付から會計までの円滑な案內や、待ち時間の快適化を実現しています。
NECは今後、病院內の各種システムを統合利用できるネットワークと、患者に優しい院內案內を実現する「患者呼出システム」を核とした、病院向けの統合ICTシステムを全國の醫療機関に拡販していきます。これにより、暮らしや社會を支えるICTインフラの高度化に貢獻していきます。
【埼玉県立がんセンターの導入背景】
昭和50年の開院以來、埼玉県における中核的がん専門醫療機関として、高度先進がん醫療を実踐してきた埼玉県立がんセンターは、新病院の建設にあたり、「高度先進がん醫療を実踐する病院」、「日本一患者と家族にやさしい病院」を基本コンセプトとして、さらなる醫療設備の充実と明るく開放的な空間を有した快適な環境づくりに取り組みました。
従來の病院內のネットワークは、データ系と音聲系で別々のネットワークが構築され、音聲通話のための院內PHS利用においては、データ通信を行う情報系の無線LANとは別にPHS用のアンテナを設置する必要がありました。また、外來患者の案內?誘導については紙の受診票を利用していたため、名前を呼ばれるまで混雑した待合室で待たなければならず、大きなストレスになっていました。
新病院に導入したICTシステムは、無線LANのアクセスポイントを全館に展開するとともに、データ系と音聲系をIPネットワークで統合しました。これにより、病院スタッフは、スマートフォン1臺で電話や各種システムとの連攜が可能となり、円滑なコミュニケーションや業務効率化を実現しています。
また、「患者呼出システム」は、受付時に患者一人ひとりに渡される攜帯用呼出受信機により、受付から診療?會計まで、順番待ちの狀況を適切なタイミングで案內され、診察の待ち時間を待合室以外のアメニティスペースなどで快適に過ごすことが可能で、外來患者のサービス向上を実現するものです。
【新システムの特長】
1.各種病院システムと統合ネットワーク連攜による最新ICTシステム
-----------------------------------------------------------------
従來、病棟だけに設置されていたデータ系ネットワーク用の無線LANを外來やアメニティスペースも含めた全館に設置し、データ通信に加え、音聲も含めた統合ネットワークを構築しました。また、データ系ネットワークと音聲系ネットワークを統合してスマートフォンを採用することで、內線通話?ショートメール?看護支援システム(3點認証やバイタル入力)?ナースコール?生體モニタとの連攜の利用を1臺のスマートフォンで実現しています。
これにより、ナースステーション以外の場所でもナースコールを受けることができたり、電話で連絡のつかない醫師にショートメールでメッセージを送るなど、病院スタッフ間のコミュニケーションを向上させ、業務効率化や患者サービスの向上を実現します。
2.順番待ちを気にせず、待ち時間を快適に過ごせる「患者呼出システム」
---------------------------------------------------------------------
NECが新たに開発した「患者呼出システム」は、受付時に攜帯用の呼出受信機を患者に渡し、電子カルテシステムと連攜することで、診察の順番待ち狀況などの案內メッセージを適切なタイミングで畫面に表示します。埼玉県立がんセンターは、小型?軽量(本體約100g)?大畫面で、簡単操作を実現した呼出受信機を1000臺、受付時に自動で呼出受信機を払出す自動発行機を3臺導入しています。
また、患者がメッセージを確認した時間や位置情報を電子カルテの畫面で確認できるため、診察室の場所を間違えている人にメッセージを送信して誘導するなど、スムーズな案內が可能です。これにより、患者は診察の待ち時間を院內のアメニティスペースで快適に過ごすことができるようになりました。
【患者呼出システム発売について】
NECは、埼玉県立がんセンターに納入した患者呼出システムを、他の醫療機関向けにも販売します。
新システムは、患者一人ひとりが院內で利用する「呼出受信機」、受付時に呼出受信機を自動で払い出す「再來受付自動発行機」、電子カルテなどのシステムとの連攜し呼出受信機を制御する「呼出管理裝置/呼出制御裝置」、患者情報と患者呼出システムを連攜させるための初期設定を行う「受信機発行登録裝置/初診用受信機発行機」で構成されます。本システムの導入には、事前に電子カルテシステムとのデータ連攜が必要となります。
価格は、呼出受信機500臺、再來受付自動発行機2臺、呼出管理裝置/呼出制御裝置1臺、受信機発行登録裝置/初診用受信機発行機1臺の場合で、標準価格8,950萬円から販売します。
(別途、電子カルテ連攜のためのSI費、ネットワークインフラが必要。)
なお、NECは「患者呼出システム」を、「國際モダンホスピタルショウ2014」(會期:2014年7月16日~18日、會場:東京ビックサイト )に出展します。
http://jpn.nec.com/medsq/event/hosp/index.html
NECグループは、「2015中期経営計畫」のもと、安全?安心?効率?公平という社會価値を提供する「社會ソリューション事業」をグローバルに推進しています。當社は、先進のICT技術や知見を融合し、人々がより明るく豊かに生きる、効率的で洗練された社會を実現していきます。
以上
<本件に関する製品情報>
http://jpn.nec.com/univerge/solution/callingsys/
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
NEC 企業ネットワーク事業部
電話:+81-3-3798-5192
E-Mail:univergeinfo@usc.jp.nec.com
<本件に関する報道関係からのお問い合わせ先>
NEC コーポレートコミュニケーション部 江澤
電話:+81-3-3798-6511
E-Mail:j-ezawa@az.jp.nec.com
分享到